サブスク?サブスクリプション?ってなに?
という方に向けて分かりやすく説明します。サブスクとは、サブスクリプションの略称です。
サブスクリプション!と言われると分かりにくいですが
サブスクリプション = 定額サービス
と理解してもらえば分かりやすいです。 以下、詳しく種類や仕組みを説明していきます。
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは、定額制サービスのことです。
月額あるいは年会費を支払うことで、そのサービスを好きなだけ受けられる権利を得ることを言います。
例えば、最近流行りの「スポーツジム」で言うならば月額料金を支払えば、施設内サービスをいつでも利用することができる。といった感じです。
身近なもので言えば「新聞」もサブスクリプションと言えるでしょう。定額の料金を支払えば自宅まで「毎日新しい新聞」を届けてくれます。
VOD(動画配信サービス)もそうです。入会すれば映画やアニメなど見放題で視聴することができます。
サブスクリプション(定額制に加入 ⇒ サービスを受ける権利を得る)
ざっくり言えばこんなイメージで良いでしょう。
レンタルとサブスクリプションの違い
レンタル
レンタルとは契約が短期的なもの且つ、指定された物あるいは場所でしかサービスを受けることができません。 ちなみにリースとは、これを長期的なものに置き換えたサービスです。
レンタルをレンタカーで例えると「借りた車以外は使用しちゃダメです。 今日中に返却してくださいね。」借りた車をヴェルファイだとすると、ヴェルファイ以外の車を使用してはダメです。
指定された時間内に車を戻してください。という短期的且つ指定された車に限定されています。
サブスクリプション
サブスクリプションとは先ほどにも述べたように「定額制サービス」です。レンタルは短期的かつ指定された物しか借りれないに対して
サブスクリプションは契約期間中であれば何度でも複数のサービスを受けることができます。
レンタカー ⇒ 指定された時間までに返却 + 指定した車しか乗れない
サブスクリプション ⇒ 契約期間中は返却しなくて良い + サービスの範囲内であればどの車も使用OK
※例えで出しているので、実際のサービス内容は会社によって違います。
どんなサービスがあるのか
腕時計+サブスクリプション【KARITOKE】
豊富なブランド腕時計を何度でもレンタルできるサービスです。
借りた腕時計が気に入らなければ何度でも交換できます。
プランで借りられる種類は限定されますが面白いサービスですね。腕時計好きの方にはおすすめです。
- 送料無料(受け取り・返却ともに無料)
- 返却期限なし
- 安心キズ保障付き
- 何度でも交換可能
- 返却時はそのまま箱に入れて返却OK。クリーニング必要なし。
プラン名 | 料金(税抜) | 選べる数 |
カジュアルプラン | 3,980円 | 180種類以上 |
GUCCI | HAMILTON | GaGaMILANO |
プラン名 | 料金(税抜) | 選べる数 |
スタンダードプラン | 6,800円 | 200種類以上 |
OMEGA | Grand Seiko | OTHERS |
プラン名 | 料金(税抜) | 選べる数 |
プレミアムプラン | 9,800円 | 360種類以上 |
ROLEX | LOUIS VUITTON | FRANCK MULLER |
プラン名 | 料金(税抜) | 選べる数 |
エグゼクティブプラン | 19,800円 | 400種類以上 |
CHANEL | CARTIER | BVLGARI |
「KARITOKE」では腕時計を好きなだけ借りれるサービスですが逆に
「KASITOKE」というサービスも扱ってます。使用しなくなった腕時計を店舗に貸し付け、誰かがその腕時計を借りた時に報酬が発生します。
音楽+サブスクリプション【KKBOX】
5000万曲以上が聴き放題サービス
- 月額980円で現在5000万曲以上が聴き放題(広告のバナーだと3500万曲となってますが情報が古いです)
- 電波がなくてもオフラインで聴ける
- Listen with機能の利用
- チャットを楽しみながらプレイリストを公開できる
- メンバー限定のKKBOXライブ視聴
- 高音質サラウンドエフェクトの利用
Listen with機能説明
- 5000万曲以上聴き放題
- 1曲30秒程度しか聴くことができない
- オフライン再生不可
- 5000万曲以上聴き放題
- クレジット支払い980円
- Itunes StoreとGoogle Playなどのアプリを経由した支払いは月額1,080円
- フル再生可能
- オフライン再生可能
- Listen with機能使用可
- 360°パノラマやVRなどライブ映像を視聴できる。
- 最高音質(320kbps)まで設定可能
KKBOXの強みは
チャットを楽しみながら音楽を共有できるライブ映像をパノラマ視点で視聴できるところです。
ライブ映像は海外のものがメインとなっており日本人アーティストのライブ種類が少ないのが現状です。今後日本のライブ配信が本格化してきたら良いサービスとなりそうです。
VOD動画配信サービス+サブスクリプション【U-NEXT】
月額のVOD(ビデオ・オン・デマンド:動画配信サービス)見放題サービス
- 月額料金1,990円で動画14万本以上見放題
- 新着レンタル作品3万本以上
- スマホなどの端末に作品をダウンロードするとでオフライン再生可
- 雑誌70誌以上読み放題
見放題作品に加え、毎月1200ポイント支給され最新作を視聴できます。すべて無料で見ることができない点では歯がゆい所がありますが
U-NEXTの強みは(Netflix・huluなど)よりも一早く新作作品が視聴できる点です。
アニメ
映画
ドラマ
海外ドラマの「ウォーキングデッド」がおすすめです!世界がゾンビだらけになった世界で生き残りサバイバルドラマ
後半ゾンビよりも人同士の争いがメインになってきます。仲間を増やせば裏切りが発生し、仲間を増やさなければゾンビの大群に対応できない
左:「ダリル」 (ノーマン・リーダス ) 右;主人公「リック」 (アンドリュー・リンカーン)
U-NEXTよりもウォーキングデッドの紹介になってしまいました(笑)ダリルがかっこよすぎます!
最新作ウォーキングデッドシーズン10を見るなら「U-NEXT」!
車+サブスクリプション【新車リース「クルカ」】
「クルカ」は定額で常に新しい車を借りられるサービスです。
- 初期費用・税金・車検点検すべて無料(定額料金に含まれています)
- 月々の支払いが完全固定。
- 1年~3年で契約期間を設定できる。契約終了後次の車へ乗り換え可能。
- 車が古くなり劣化故障のリスクがない。
- 車種20台以上の中から選べる。
- 常に新しい車に乗れる。
- リースなので「わ」ナンバー扱いではない。
- ペット乗車可能。喫煙可能。※ひどい汚れや匂いが残る場合料金が発生することがある。
- どれだけ払っても自分の所有物にはならない。買取不可。
- 契約終了後、その車を気に入ったとしても一度返却しなければならい。新しい車として同じ車種を借りることはできます。
- 途中解約ができない。
- 試乗不可。
- 離島(沖縄など)は対象外で借りることができない。
自動車保険は別途加入なので定額料金には入っていません。自動車保険を定額料金に含めるプランもあるようです。
新車リースおすすめな理由
車の買い替え平均年数は、新車を購入して7年とされています。理由は3回目の車検を受ける前に乗り換えたほうがお得だからです。
新車購入後、最初は3年で車検です。その後、2年おきに車検が発生します。車検は所有年数に応じて高額なり3回目の車検前に次の車に乗り換えるのが賢いやり方と言われています。
ベストな乗り換え時期が購入から7年ということです。
ローンを5年で組んだとします。7年目で乗り換えるとなると、自分の所有物になるのがたったの2年間です。経年劣化であちらこちら直すよりも最短1年で新車に乗り換えることができると思うとお得に感じますね。
もし車購入を検討している方で、ローンを長く組もうと思っている方なら
新車リース「クルカ」おすすめです。
新車リースクルカ関連記事
おもちゃ+サブスクリプション【KIDS LABORATORY】
- 新しいおもちゃを買わずに済む。
- おもちゃが溜まって場所を取らない。
- 気に入らなければ何度でも交換可能。
- 子供の成長に合わせたおもちゃを取り寄せることができる。
- キズ・汚れ安心プラン付き
- 返却期限なし。気に入れば購入も可能。
ただ子供が遊ぶおもちゃを親が決めるのではなくコンシェルジュがその子にあったおすすめを選定してくれます。成長に合わせたおもちゃを選択することができます。
料金プランはこちら
木製のおもちゃって購入すると結構高いんですよね。気に入らなくなったら交換すれば良いのでおすすめのサービスです。
コンシェルジュより子供に寄り添ったサービスを提供していただけます。
未来のサブスクリプションモデル
今後こういったサービスが世の中に浸透してくるのではないか?というモデルをいくつかあげていきます。
娯楽系+サブスクリプション
- カラオケ
- ボウリング
- 映画
- 漫画喫茶
- ゲームセンター
基本、娯楽で備品などを消耗しない代表的なジャンルをあげてみました。サブスク加入者が増えれば増えるほど売り上げが安定してきます。
飲食とは違いほぼ人件費のみなので、利用する客が増えたところで店舗側の支出は抑えることができます。
その店舗のメインとなる所のみは無料とし付随するサービス、たとえば食事やフリードリンクなどは別料金とすることである程度の売り上げに繋がります。
ただ問題になるのがサブスクリプション加入者が押し寄せ、時間無制限の独占状態となるとサブスクリプションのサービスに加入していない人が施設に入れない可能性があります。
サブスクリプションに加入していながら店舗が人気過ぎていつ行っても店舗内が満員のため、定額料金を払っているのに実質サービスを受けられない可能性も出てきそうです。
サブスクリプションで定額で使いたい放題とはいっても制限をかけなければ上手くサービスが成り立たちません。
- サービスを受けられる時間を制限する。
- 一日に受けられるサービス回数を制限する。
- 混雑を避けるためサービスを受けられる曜日または日にちなどで分けるなど
飲食+サブスクリプション
月額11,000円で 1ヶ月間食べ放題(通常コース3,480円)というサービスが少し前に焼肉屋「牛角」で話題になりました。実質、月に4回以上店舗に通えば元が取れてしまいます。
しかし、人気になりすぎて速攻でサービス終了となってしまいました。
飲食系のサブスクリプションはちょこちょこ聞きますがすぐに中止となるケースが高いイメージです。
飲食でサブスクリプション始めるにあたって、1日1回のみ、メニューを制限する、ランチのみといった娯楽系同様制限をかけなければサービスが成り立たないです。
月額料金がその値段で本当にお店やっていけるの?と思うくらい安く設定してしまっているので数万単位でもサブスク加入者は増えると個人的に思います。
しかし、こちらもサービスに加入したのに店が満員でサービスが受けられないとならないためにも、先ほどあげた制限をかけるなどの工夫が必要となってきます。
満足度を保ったまま、且つ顧客の回転率を高くし、コストをいかに抑えるかが課題となりそうです。
将来的にファミレスチェーン店(吉野家、すき屋、ガスト、サイゼリヤ、ジョイフルなど)サブスクサービスが始まれば面白いと感じいます。なかなかむずかしそうですが、時代はサブスクリプションとなりつつあります。
時代に合わせて企業も変化しなくては生き残れない時代です。
自動運転+サブスクリプション
自動運転にもレベル1〜5まで段階があります。現段階で普及しているのはレベル1〜2までです。
レベル2までは自動運転と言うよりも運転支援と呼びます。レベル5になるともはや運転手もハンドルもいらないので「車に人が乗る」というよりも「スマホに人が乗る」という表現の方が正しいのかもしれません。
自動運転が発達し、運転手の必要性が無くなれば、車も免許証も持たずに車に乗れる時代がやってきます。例えばサブスクリプションでサービスに加入していればスマホで車を呼び出し、無人の車に乗り込み現地まで連れて行ってもらう。無人のタクシーに乗り込むイメージです。
自動運転がレベル5にならないと実装は難しいかも知れませんが、そういう時代がせまってきています。今後技術が発展していけば自動運転とサブスクリプションは相性良さそうです。
まとめ
サブスクリプションの最大のメリットは単なる「定額制サービス」ではなく
「継続顧客に対して利便性を模索し高めていくサービス」であることです。
つまり、一定のサービスを与え続けるのではなく、顧客一人一人のニーズに合わせたサービスを企業側は提供していかないとすぐに飽きられ顧客が離れて行ってしまいます。
常に新しいサービスを提供し、同時に飽きられない工夫をしなくてはならないことが、企業側にとっての課題となりそうです。
将来はライフスタイルに合わせサブスクリプションを選択していく、という時代が一般的になるでしょう。