キーワード選定について
ブログ書くときに意識することは何ですか?
キーワード選定!

よく、ブログは「キーワード選定」をしっかり意識しないとダメ!っていうことを耳にするけど

キーワード選定って何?必要なの?

って思いませんか?ブログ初心者の方がよく抱く疑問のひとつです。

Googleなどで検索する時「ブログの書き方を教えてください」なんて打ち込まないですよね。検索をかける人は「ブログ 書き方」という単語、つまりキーワードで検索してきます。

ブログの書き手はこのキーワードがどんな悩みを持っているのか、という「検索意図」を必ず読み取って記事を書かなければ読者の悩みを解消することができません。

この記事がおすすめな人

👉 キーワード選定が分かっていない人

👉 キーワードの探し方を知りたい人

👉 キーワード選定のコツを知りたい人

     

キーワードとは

Yahoo検索

キーワードとは、GoogleやYahooのような検索エンジンから検索される「調べたい言葉」のこと。

例えば「スマホ」について調べたい場合、調べられる例として「iphone」や「Android」といったものがキーワードとなります。もちろん「スマホ」そのものもキーワードです。

大雑把に言ってしまえば、検索エンジンに打ち込む言葉が「キーワード」となります。

キーワードの種類

キーワードの種類を大まかに言ってしまえば、この3つに分けられます。

✅ビッグキーワード

✅ミドルキーワード

✅スモールキーワード

ビッグキーワードとは

ビッグキーワード

検索エンジンに打ち込む最初の「キーワード」が「ビッグキーワード」となることがほとんどです。

ビッグキーワード(例
・美容
・脱毛
・ファッション
・旅行

このようにキーワード単体で調べられることを「1語キーワード」または「ビッグキーワード」と呼ばれています。検索数はものすごい数がでてくると思います。

ビッグキーワードで上位表示(検索1ページ目)を取った場合、PV数(閲覧数)が物凄く取れることがメリット。

逆にデメリットは、PV数を取れたしても「ビッグキーワード」のみで検索する人は「ぼんやりとしたイメージ」の人が多いということ。つまり購買意欲低く、成約に繋がりにくいことがデメリットとなります。

そして、ライバルが多く、ブログを始めたばかりの人がビッグキーワードを狙って上位表示を勝ち取るには、ほぼ不可能に近いです。

ミドルキーワードとは

ミドルキーワード

ミドルキーワードは「2語キーワード」とも呼ばれており、「2つの単語」を組み合わせたキーワードとなります。

検索ボリューム(1カ月に検索される回数)1,000回~10,000回というものが多く、ビッグキーワードを狙うよりも検索される可能性が高まります。

スモールキーワードとは

スモールキーワード

3語以上のキーワードを組み合わせたものを「スモールキーワード」または「ロングテールキーワード」とも呼ばれたりします。

検索ボリュームの目安は、100~1,000回ぐらいのもを狙っていくと良いとされています。

ニッチなキーワード(需要が小さく、ライバルが少ないところ)を狙い、うまくキーワード選定して組み合わせることで、ブログ初心者でも上位表示を狙えるキーワードとなります。

キーワード選定はなぜ必要なのか

キーワード選定はなぜ必要か

ブログを読まれるようにするには、どうすればいいのか。SNSなどで発信する場合は、何も対策しなくてもある程度読まれるかもしれません。

しかし、大多数の人に記事を読んでもらおうとなると、SEO対策が必要不可欠です。

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略称のこと。日本語に直すと「検索エンジン最適化」となります。このSEO対策をすることで、検索されたときに「上位表示」する可能性が高まります。

SEO対策で意識するのは2つ
ユーザー(読み手)が読みやすい構成になっているか。
検索エンジン(Googleなど)が認識しやすい対策がとられているか。

SEO対策(ユーザーと検索エンジン)

「ユーザー」と「検索エンジン」は見ているところが違うが本質は一緒ということ。

  • ユーザーが読みやすい記事を書くこと ⇒ 滞在時間が長くなる
  • 別の記事を読みたくなる工夫がしてある ⇒ 直帰率が下がる
  • 満足してサイトを離れる ⇒ 離脱率が高い記事が重要な記事だと分かる

つまりユーザーが満足する記事を書くことで「SEO対策」に繋がります。

そして、キーワード選定もSEO対策のひとつ

ユーザーは「キーワード」に対して検索をかけてきます。

例として売りたい商品が「服」だった場合、当然記事内容は「服」に関することを書くと思います。しかし、お店の名前が「夏服に合うおすすめ靴紹介」とか「最近はやりのおすすめ商品はこれ!」というタイトルだった場合どうなるでしょうか。

「服」を買いたい人が「靴屋」には行かないし、何が置いてあるのかよく分からないお店には入りませんよね。これでは集客することができません。検索エンジンも何の記事なのか認識しにくくなります。

集客するには、まず読者へ伝えたい「キーワード」の選定から始めることが大切です。

ブログ初心者がキーワード選定の知っておきたいポイント

キーワードは「誰に向けて発信するか」で決める

まずは誰に向けてそのキーワードを送りたいのかを考えてみましょう。

たとえばキーワードを「ブログ」とします。これだけでは、ブログの「何を」「どうしたいのか」が分かりません。

  • ブログ 始め方
  • ブログ 書き方
  • ブログ 稼げる理由

同じ「ブログ」の悩みを持っている人でも、細かく見るとまったく違う悩みになります。

そのためブログの書き手は必ず「誰に向けて書くのか」をしっかり決めておかなくてはなりません。

狙うのは「スモールキーワード」

スモールキーワード

ビッグキーワードのみではライバルが多いため上位表示を勝ち取ることが困難です。なので、ブログ初心者がまず狙うべきキーワードは「スモールキーワード

誰に向けて記事を書きたいかが決まれば、自ずとキーワードが複数でてくるはずです。それを組み合わせて「スモールキーワード」を作ってみましょう。

✅ジャンルを「美容」とした場合

・美容に優しい食べ物を紹介したい
⇒ 美容+食べ物+おすすめ

・美容のお店を紹介したい
⇒ 美容+お店+(地名)

・美容のサプリを紹介したい
⇒ 美容+サプリ+ランキング

商品を売りたい場合であってもビッグキーワードのみで検索してくる人は、購買意欲が高くないため成約に繋がりにくい。逆にスモールキーワードを求めてくる人たちは購買意欲が高い、つまり購入する寸前まで来ている人たちのことです。

購入意欲

購入意欲の高い「スモールキーワード」を狙うことで成果を出しやすくなります。

キーワードは「ツール」を使用して模索してみる

サジェストキーワード

Googleなどにキーワードを打ち込んだあと、検索予測で「こんなこと調べたいんじゃないの?」という候補がいくつか出てきます。これを「サジェスト」と言います。

その「サジェストキーワード」からヒントを得るため、キーワード選定ツールというものがあります。

無料のキーワード選定ツール
Goodkeyword
Ubersuggest
関連キーワード取得ツール

有料キーワード選定ツール
キーワードプランナー
キーワードファインダー
キーワードマップ

キーワード選定ツールはいろいろありますが、まずは無料のツールを使ってみましょう。今回は無料の「関連キーワード取得ツール」を使用してみます。

検索したいキーワードを入力。

関連キーワード取得ツール

するとサジェスト(キーワード予測)がたくさんでてきます。ここからヒントを得ましょう。

関連キーワード取得ツール結果

検索ボリュームを確認してみる

検索ボリュームとは、1カ月の間で何回検索がかけられているかを表しています。Ubersuggestなどで検索ボリュームを見てみましょう。

ubersuggest

自分で「このキーワードの組み合わせは検索されるだろう」という予想で決めてはダメです。必ずツールを使用して確認すること。予想で組み合わせたキーワードが検索ボリューム「0」だった場合、どれだけ良質な記事を書こうが検索されません。

キーワードをブログ記事に配置すること

キーワードが決まった!やっとブログが書ける!って思うかも知れませんが、ちょっと待ってください。

キーワードが決まっても、それを活かせなければ全て「無駄」になってしまいます。

タイトルにキーワードを含める

キーワードをタイトルに含めないと「ユーザー」や「検索エンジン」に認識してもらえません。そもそも「検索エンジン」に選んでもらえなけば「ユーザー」へ届けてもらえません。

記事の選出

検索エンジンで多少バラつきはありますが、だいたい表示されるタイトルの文字数は「30文字」前後となっています。重要なキーワードは左詰めでタイトルを作成しましょう。

左詰めで作成する理由
・ユーザーは左から読むから(後ろに行くほど読まれない)
・検索エンジンがキーワードを認知しやすくなるため

Googleでは「30文字前後」

Yahooでは「28文字」

検索エンジン文字数

スマホサイトでは「32文字前後」

スマホ表示文字数

ちなみに「タイトル」と「記事の内容」が合っていない場合、Googleが勝手に「タイトル」を改変してしまう可能性があるので気を付けましょう。

キーワードは「見出し」にも詰めていこう

キーワードを記事内に含める

検索エンジンに認知してもらうには「タイトル」「見出し」もちろん「本文」にもキーワードを入れて行かなくてはなりません。

キーワードを適切な場所に含めることで、検索エンジンがその記事の特性を理解しやすくなります。検索順位をあげるためには必ず意識しておいてください。

集客用記事とキラーページを作成しよう

キラーページとは、成約させることを目的としたページのこと。スモールキーワードがそれに近いです。

しかし、どれだけ良質な記事を書こうと、そのページに人が集まらないと意味がありません。

集客

そのために「集客用の記事」を書くことが必要です。

たとえば、成約させたい商品が「Amazonプライムビデオ」とした場合、キーワードは「VOD」や「アニメ」、「海外ドラマ」など候補が上がると思います。

そのキーワードを集客用記事としていくつか作成してみましょう。そして、キラーページの「Amazonプライムビデオ」に内部リンクを繋げることで集客することができます。

キラーページと集客用記事

つまり集客用記事は、キラーページに人を送る導線的な役割を持っています。そして、内部リンクで関連した記事同士を繋げることにより、検索エンジンの評価が高まり、検索順位があがる可能性があります。

そのため「内部リンク」はSEO対策としてかなり重要な位置付けとなっています。

まとめ

【キーワード選定の流れ】

キーワードを最初に決める

そのキーワードの検索意図を理解する

キーワードを組み合わせて「スモールキーワード」を作成する

検索ボリュームを調べてみる

「タイトル」「見出し」「本文」に必ず「キーワード」を書き込む

「キラーページ」と「集客用記事」を作成する

キーワードの種類はおおまかに分けると「3つ」
・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・スモールキーワード(ロングテールキーワード)

スモールキーワード

ブログ初心者は、まず「スモールキーワード」を狙っていくことが大切です。そして、そのキーワードの検索意図を必ず読み取りましょう。

そしてユーザー(読み手)と検索エンジンに分かりやすいタイトル作成・読みやすい工夫をする・内部リンクをしっかり繋げるなどSEO対策も同時に意識してください。

キラーぺージ(成約させたいページ)を作成したら、ミドルキーワードを狙って集客用記事を作成してみましょう。キラーぺージと集客用記事(関連性の高い記事)を繋げることでSEO対策となり、検索エンジンの評価があがります。

ただ単純に1記事書いて終わり!とならないよう、様々な工夫をすることが大切です。

         
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