落ち込んだ時はガクーン…って気持ちが落ちますよね。なかなか立ち直れなくて結構長引く人も多いんじゃないでしょうか?
今回伝えたいことは、どんなにマイナスと思える状況に陥ったとしても
思考を変えるだけで世界が全て前向きに見える
ということを伝えます。
なぜ落ち込んでいるのかを知ろう
落ち込む理由は何でしょうね?何かしら理由はあるはずです。
「転んで怪我をした」みたいな自分のみが関係することから、「怒られた」という他者が絡んでくる出来事まで様々です。
問題が見えてくれば解決方法も見えてきます。
先ほども言いましたが、解決方法は考え方を変えることです。
悪い例→話したくない。もう知らない。考えたくない。
良い例→私たちは前に進むために話し合っているんだ!喧嘩は別に悪いことじゃない!
悪い例→あの野郎に怒られたわぁ。やる気なくした。
良い例→自分の改善点に気づくことができました。指摘してくれてありがとうございます!
悪い例→こんなの頑張っても無駄。
良い例→達成できなかったけど、今までの努力が良い経験になった。次に活かそう!
悪い例→財布落とした。立ち直れない…。
良い例→新しい財布と出会えるチャンス!
このように少し発想を変えてしまえば、ある程度のことはポジティブに変換できます。
あまりおすすめしないですが、気持ちがあがるようなことを思い浮かべることも方法の一つです。
例えば好きなゲーム、アイドル、楽しかった思い出、好きな食べ物を思い浮かべてマイナスを別の何かで打ち消すことです。
たしかに、気持ちを前向きにもっていく一つの方法として有効な手段かもしれませんが、一時的な気持ちの昂りのため、根本的には解決してません。すぐに同じように気持ちが落ちてしまうでしょう。
これを具体的に言うと
宿題、やりたくないですよねぇ?
今日中にやっておかなくてはならない宿題を出された時、気持ちが乗らないことも多々あると思います。
やりたくないなぁ、よし!とりあえず宿題を忘れてぱーっと遊んじゃえ!…翌日になって、あれ?何か忘れてる?というパターンです。
これは「宿題というマイナス」を「遊びというプラス」として上書きしています。
問題を後回しにしているようなものです。
根本的なことを解決しなければ、後々後悔することになります。
まずはあなたが今落ち込んでいる原因を明確にしましょう。
逃げずに向かってく
落ち込んでいた理由が明確になったら、それに立ち向かいましょう。
私の体験談を話させてもらいます。
大学生の頃、スーパーでアルバイトをしていました。
仕事内容はレジ打ち、品出し、清掃、清算整理などです。
そこに誰にでもあれこれ文句を言う社員の方がいました。名前を高村さんとします。
何か気に入らないことがあると難癖付けてパートやアルバイトに罵声を浴びせます。
仕事のこと以外はなるべく、私含め皆近づかないようにしていました。
ある日、高村さんに「これやっとけ」と特売品の商品を台車に盛り付ける仕事を頼まれました。
特にこれといった特別な指示はなく、他のパートさんに聞きながら盛り付けし、完了したことを高村さんに伝えると
高村さん「なんでこんな風にしたの?」
自分「パートさんに聞きながらやりました。前回もこういう形だったと思いますが?」
高村さん「何も考えてないのかよ。一からやり直せ。あとは俺がやるからお前はもういい。」
自分「すみません。(なんだよ、そんなこというなら最初から指示出せよ)」
正解は高村さんの中にしかないのだろう、だから何をやっても怒られるんだろうなぁとこの時はそう思いましたが、正直頭にきたので
この野郎、絶対認めさせてやるからな。と思い立ちました。
ここから一気に自分の行動が変わり
分からないことがあったら聞く、怒られても良いので聞く、 積極的に聞くを繰り返して行くうちに様々なこと教えてもらえるようになりました。
自分の目線だけではなく、お客様の立場に立った目線で行動すること。ただなんとなくで行動しないこと。常に考え続けるようにと。
そのうちに段々「あぁ、怒られてもいいんだ」と思うようになりました。
分からないことに気づけるチャンスをこの人は与え続けてくれたんだと。(本人はそのつもり無かったかもしれませんが 笑)
自分なりの考えがあって、それに沿って行動しているのなら高村さんは何も文句は言ってこない。怒られるのが嫌でそのまま逃げ回ってたら自分は何も成長できなかったと思います。
バイトを退職する頃には高村さんからお前は一番信用できる奴だったと言われたときには感動して涙が出ました。
逃げ回ってたあの頃は大っ嫌いな存在でしたが今となっては一生の恩師だと思っています。
この頃は「怒られたから落ち込んだ」ではなく「なぜ怒られたのかを知りたい」にシフトチェンジしたことで前向きな行動に繋がったと思っています。
明確になった理由に真正面から立ち向かうことでより良い未来が見えてきます。
落ち込んだ時はチャンスだ!と発想を展開してください。それだけで見える世界が変わってきます。
人生は言葉で作られる
人の身体は「食べたもので作られる」
人の心は「聴いた言葉で作られる」
人の未来は「話した言葉で作られる」
北原照久
ブリキのおもちゃ博物館創設者の北原さんの言葉をお借りしました。この言葉を聞いた時素直に「なるほど」と思いました。
警察官になりたい!消防士になりたい!医者になりたい!そういう言葉が未来を作っているんです。
もちろんなれないかもしれません。でもそれを発しない人は絶対なれません。
行動しない人よりも行動する人のほうが圧倒的に目指す未来に近づけます。
もし目標があるならちゃんとそれを言葉で発してください。
その目標に少しでも近づけるように。
これを応用すると、落ち込んだ時は前向きな言葉を発せればいいんです。
落ち込んだ時に「自分はダメなやつだ、なにをやってもうまく行かない」と発すればその通りになってしまいます。
「よし、前向きに切り替えていこう!」と発すれば少なくとも暗い未来は見えてこないでしょう。
今日から始めてみませんか?
まとめ
少しは前向きになれましたでしょうか?
落ち込んだ時はチャンスです!忘れないでください。
失敗も経験の内、怒られるのも経験の内、達成するまでの過程でどれだけ成長できたのかが肝です。
落ち込んだ時は前向きな言葉を発しましょう。上手く行かなかったときは上手く行くような言葉を発しましょう。それが未来を作っていきます。